脳の病に関する情報サイト

脳とは

思考、意思、知性、感情などの精神的な部分は、すべて脳が支配しているといえるでしょう。また、悲しいとかの感覚的なことや食べたいとかの動物的なこともすべて脳が支配しているといえるでしょう。物事を考え、喜んだり、怒ったり、哀しんだり、楽しんだり、食事をしたり、働いたり、眠って夢見ることさえも、脳がないとできません。 脳には大きく分けて大脳・小脳・脳幹という部分があり、さらに脊髄までつながっています。脳と脊髄をあわせて中枢神経といい、脳脊髄から全身の隅々まで神経という電線が張り巡らされており、この中枢神経は全身への指令をだしたり、全身からの情報を集めて処理しているコンピューターです。

ご存知の通り、脳は頭の中におさまっています。まわりはヘルメットのように厚い骨で囲まれており、外界から保護されています。脳の中では場所によって役割が分かれているのが特徴です。 人間がと他の動物に比べてもっとも優れているのは思考する能力です。人間の思考力の中心は大脳の前頭葉というところにあり、動物に比べて脳の中で前頭葉が占める割合が大きいのです。

この前頭葉は人類の発達とともに大きくなってきました。ネアンデルタール人や北京原人などは前頭葉が小さく、現代人になるにつれて前頭葉が発達し大きくなって、前頭部が大きい外貌となっています。この前頭葉による思考力が人類の現代文明を築き上げたのです。

 

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脳神経外科と脳の病気

脳神経外科は脳、せき髄や末梢神経の疾患に対して、外科的な治療を専門に行う科です。脳内出血、く も膜下出血、脳梗塞、頭部外傷、脳やせき髄の腫瘍などを主に治療します。 診断技術としては、1927年にエガス・モニスによって創始された血管造影法が、1953年にSeldingerによって選択的血管造影法として改良されて脳血管疾患の診断が飛躍的に進歩し、また、腫瘍を栄養する血管の描出により脳腫瘍の診断も進歩しました。1971年にはCTスキャンが開発され、脳の断面の診断が可能になりました。日本においては、戦前に一般外科医が散発的に脳神経外科分野の手術を行っていましたが、戦後、日本でも抗生物質が普及し、日本人の死因1位が感染症から1951年には脳卒中となり(1980年まで)、脳神経外科分野の需要が増加しました。また、高度経済成長期にモータリゼーションが浸透し、交通戦争と呼ばれるほどの交通事故が発生して外傷性の脳神経外科疾患が増加しました。このような患者の増加の背景もあって、1965年6月に医療法第70条に「脳神経外科」が診療科名として加えられ、日本でも脳神経外科学が発達していきました。最近では、血管内治療や放射線治療等、脳神経全体に関する治療分野へと発展しています。なお、精神医学の外科分野を精神外科とも言いますが、この分野で行われたロボトミーなどは脳神経外科医が執刀しています。

 

脳の病気@脳卒中

脳卒中とは、脳の血管がやぶけたり(脳出血)、つまったり(脳梗塞)して、急に手足の麻痺やしびれ、あるいは意識障害などの症状が出た状態をいいます。本来は脳の血管のトラブル(=循環障害)のうち、急激に起こったものをさしていますが、中には徐々に進行するものや、段階的に進行するものもあります。 脳卒中は脳におこる病気のなかでもっとも多いものです。脳卒中は、昭和26年から昭和55年までの30年間、日本の死亡原因の1位 を占めていました。現在でも富山県では死因の第2位であり、全国的にも昭和40年代後半から死亡率は減少していますが、その内訳をみると、この40年間で脳卒中の主流は脳内出血から脳梗塞へと変化してきています。幸い医学の進歩により脳卒中による死亡率は年々低くなってきていますが、それでも依然として上位を占めています。また、一命をとりとめても、麻痺や意識障害などの、重大な後遺症を残すことがしばしばあり、介護が必要となる原因としては現在でも最も多いものです。そのため脳卒中の治療、機能障害に対するリハビリとならんで、脳卒中を予防することが、重要な医学的課題として、現在も変わらず積極的に取り組まれているのです。 脳卒中の種類には、脳内出血、くも膜下出血、脳梗塞、一過性虚血、高血圧性脳症などがあります。